車を売却する際に必要な書類にはどのようなものがあるか

中古車を売却する際には事前に準備しておくべき必要書類があります。
そして、その書類をもとに一定の手続きを行うことになります。
このうちどれが欠けても車の売却はできませんので、漏れのないようにチェックしておきましょう。
普通車を売却する場合に準備する書類は次の7点です。
自動車検査証・自賠責保険証明書・自動車税納税証明書・自動車リサイクル券・印鑑証明書・委任状・譲渡証明書
自動車検査証・自賠責保険証明書・自動車リサイクル券は、多くの場合グローブボックスの中の車検証入れに収納されていると思われますので、あらためて用意をする必要はありません。
自動車税納税証明書は、春に納税を済ませてあれば手元にあるはずなので、こちらも特に問題はないでしょう。
印鑑証明に関しては、最新のものを役所で発行してもらう必要があります。
残りの委任状と譲渡証明書は、ディーラーや買い取り店で準備していますので、こちらで用意をする必要はありません。署名と捺印だけを行えば大丈夫です。
また現在の状況によっては、住民票・戸籍の附票・住民票の除票・戸籍謄本などが必須になる場合もありますので、 買取り店の担当者によく確認をしておくといいでしょう。
一方、軽自動車を売却する際の必要書類は、普通車の場合と多少異なります。
自動車検査証・自賠責保険証明書・自動車リサイクル券などは共通ですが、軽自動車税納税証明書・自動車検査証記入申請書などが軽自動車独自に必要になる書類といえます。
普通車と軽自動車いずれの場合においても、車を売ることを決めたらまずはグローブボックス内を確認して必要書類がしっかりと揃っているかどうかを確認することが大切です。
それをうえで、それ以外の書類を役所まで取りに行くようにしましょう。
役所で発行される書類はいつでも取得できますが、車検証や自賠責保険証などが見当たらないとなると、再発行をするのは大変面倒なことになります。
車を売る時だけではなく、日頃からグローブボックス内の書類を確認しておくことは大切だと思います。